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か み こ や し き の こ ぶ し
国指定重要文化財(建造物) 我妻家住宅



 聖徳太子を祀った太子堂の脇にそびえるコブシで、お太子さんのこぶしとも呼ばれる。里山にあるコブシとしては町内最大のもので、春に樹冠が真っ白になるほどの花をつけるが、年によっては花数の少ないときもある。太子堂は元禄年間(1688〜1703年)に造立されたものと伝えられるが、このコブシの根元を避けるように敷地が整えられており、当時から伐ることがはばかられるほどの古木であったことを伺わせる。

DATA
所有者 個人 樹種(科名) コブシ(モクレン科)
所在地 蔵王町大字曲竹字神子屋敷 樹高 約20m
指定年月日 平成14年3月1日 幹周 地際:2.21m、胸高:2.20m
推定樹齢 約300年
見学メモ
いつでも見学できます(個人のお宅ですので、宅地内への立ち入りはできません)。
住宅地ですので見学をするときは周囲の迷惑とならないよう注意しましょう。

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