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冬の発掘現場のひとコマ
 
 
 これ、いったい何だか分かりますか?―― そう、これは霜柱です!
 この冬一番の冷え込みとなったこの日の朝、発掘現場のシートをめくると、白銀の霜柱がびっしりと地面を覆い尽くしていました。夜のうちにすくすくと成長した霜柱は高さ4〜5センチほど。地面に置かれた土器のかけらをも押し上げるほどの力を持った霜柱も、シートをはがした後は、太陽を浴びてあっという間に融けてしまいます。
 融けた霜柱は地面を濡らし、調査の妨げとなってしまうので、融かさないうちにみんなでせっせと掻き集めて調査区の外へ運び出します。
 今夜はさらに冷え込み、雪になるとの予報。お天気次第の野外作業には、いよいよ厳しい季節となってきました。

シートをめくると、一面に霜柱が。 突如として現れた白銀の世界。
どこに遺構があるのかな? 融けないうちに掻き集めて・・・
速やかに調査区の外へ。 あれ?雪ダルマ、じゃないよね・・・
平成21年12月17日更新
 
 

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